好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜



うぅ〜やっぱり暗いし怖いよ〜


足元を照らす用のライトひとつじゃ横とかは全く見えない....。



「なぁ、菜乃花大丈夫か?」


「うぇだ、大丈夫だよ」

声が裏返った。



あぁ〜こんなんじゃ怖いって言ってるようなものじゃん。


早く出たくてスタスタと早歩きした。



後ろから肩を叩かれた気がした。

トントンッ


きっとそーちゃんだ。


「....?何そーちゃん」



今は構ってあげられる余裕ないよ。



トントンッ


「だから何って、肩叩くのやめて」


「....?菜乃花どうかした?」