好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

「雪ちゃんは嫌じゃないの?校庭10周」


なんだか雪ちゃんの顔が活き活きしていたので聞いてみた。



「全然嫌じゃいわ、なんなら一番狙ってるもの」


わぁ〜さすが雪ちゃん。


私はビリにならなきゃいいかなって考えてたよ......。


「えーそれじゃあ始めるぞ!みんな位置につけっ......!」




「あ、もう始まるわね。まぁお互い頑張りましょ!」



「う、うん......。」



ポンッと肩を叩いて雪ちゃんは1番前の方に行ってしまった。