好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

パタパタと走りながらそう話しかけた。

「いいよ全然。..........むしろ聞けてよかった。」

「〜っ雪ちゃんっ」

雪ちゃんのその言葉にじわっと涙がでてきそうになる。

キーンコーンカーンコーン

「はぁー間に合ったっ」

結局私と雪ちゃんはチャイムが鳴るギリギリで席に着いた。
危なかった〜もう少し遅かったら絶対遅れてた。
あの時雪ちゃんが声掛けてくれなかったらと思うと............絶対遅れて入ったら問題の時に先生に当てられるもん。
あの数学の先生厳しいんだよね〜