好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

「そんな......そーちゃんは悪くないよ!助けてくれてありがとう。」

精一杯の笑顔でお礼を言った。

もともと、私が迷わずにそーちゃんの方に駆け寄ってたらこんなことにはならなかったわけだし、悪いのは私の方だ。


「今度は絶対怖い思いさせないから!」


「うん。ありがとう」


もうこんなことはないと思うけど、そーちゃんが私を守ろうとしてくれているのがすごく伝わる。


「気を取り直してデートしようか」


行く前から色々ありすぎて少し忘れてた。

せっかくのデートなんだもん楽しまなくちゃ

「うん!」