好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

でも、今は同じ空間にいられるだけで幸せって思ってる自分もいる。


早く終わらないかな......。


「──乃花」

「──菜乃花」

「うぅ〜ん......そーちゃん?」

「宿題終わったの?」

「あぁ終わったよ」

どうやら私は眠ってしまったらしく起きたらもう夕方だった。


「ごめんな、退屈だったよな......?」

確かにひとりで退屈だったけど......

だけど......。

「ううん!そーちゃんとこうやって一緒にいられるだけで幸せ」


だって私がそーちゃんをずっと好きだったように
そーちゃんも私を想ってくれてたってことだけですっごく嬉しいし幸せ。