好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

ガチャッ

「おっ、開いた、」

雪ちゃんは生徒会室と書かれた教室の鍵を開けた。

「............生徒会室、」

「そ、元だけどね、」

生徒会室の中はとても昔使ってたとは思えないほど綺麗で、机やソファーまで揃っていた。

「............ここ、たまに私が使ってるの、1人になり
たい時や勉強したい時だからここの教室だけ片
付いてるの、」

私が聞きたかったことを、聞く前に全て説明してくれた。

「そうなんだ、」

「うん。ってな訳で今日はここでお昼食べよ!
ねっ?」

「うん」

ソファーに座って机の上にお弁当を広げた雪ちゃんは、モグモグと、食べ始めた。

「..........?どした、座りなよ」

「あ、うん」