好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

しかもその日は絶対に行くと約束をしたみたいで菜乃花はかなり落ち込んでいた。


おじさんは会社では偉い方だから何かと会社に行き来している。


お祭りについてからも、菜乃花は落ち込んだままだった。


「ほら、菜乃花りんご飴買ってあげるから機嫌直しなさい?」


「いやっ!」


菜乃花のお母さんがそう言っても全く聞く耳を持たなかった。

「パパ来るって言ってたもん......」