好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

ふふっ。

彼の顔はさっきからコロコロ変わって面白い。

なんだか犬みたい。

「あのさ、白沢さんが嫌じゃなかったら、学校が始まったら話しかけてもいい......その同じクラスだし、」

「もちろん!話しかけてくれたら嬉しいな。」
私が勢いよく言ったら、彼は驚いた。

「ははっありがとう」

少し嬉しそうに見えたのは私の見間違いかな......?

蓮水くんの笑顔はそーちゃんとは違って太陽みたいな笑顔だった。

男の子の友達いないから、なんだか嬉しいな。