好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

怖くて声が震える。

大丈夫大丈夫祭り回るだけだからね、」

一人の男の人が私の方を抱いて連れていこうとした。

気持ち悪い......。

触らないで!

だけど、怖くて声が出ない。

待ち行く人は見て見ぬふりをしていて誰も助けようとしてくれない。

どうしよう......。

もうどうしようもないそう思った時だった。

「白沢さんおまたせ」

え......っ

「ごめん。待ったよね?」

な、なんで......

「ところでこの人たちは誰?」