好きになってごめんね。〜たくさんの幸せをキミと〜

「楽しみ」

雪ちゃんとならどこでも楽しめる。
そう思ったから、返事をした。

「お祭りの日までにその顔、どうにかしておいてよね......」

「あっ......うん」

そうだよね......この顔どうにかしないと。

今日から早く寝よう。

その後私たちは、お母さんが持ってきたケーキを食べながら夏休みの計画を立てた。

なんだか少し夏休みが楽しく思えてきた。
雪ちゃんがいなかったらきっと私の気持ちはずっと沈んだままになってるところだった。