僕は君を追いかける。

雄飛side

帰ってくると百合が怒っていた。
香菜との関係を教えろと。

「百合、ごめんな。俺ちゃんと話す。」

「うん。」

俺と香菜は婚約していた。親同士が仲がよく、俺は好きな人なんていなかったから深くは考えていなかった。

でも、

「香菜、ずっとずっと雄飛のこと好きだったんだよ!なのに、何で今さら?」

「ごめん、」

「そんなにあの人が好きなの?」

「あぁ、好きだ。」

「わかった、なら....」

香菜は交換条件として俺と一週間デートをしたりすると言った。
きっと、俺が少しでも振り向いてくれるとでも思ったのだろう。

でも、それでも俺は

「百合、おまえが好きだ。正直に言わなかった俺が悪い、本当にごめん。
でも、俺百合のことしか好きじゃない。」

そういってキスした。

雄飛side終