僕は君を追いかける。

雄飛side

遅くなって帰ると、家に姉貴がいた。

「馬鹿ね、いつ振られても知らないわよ。今日は、ちゃんと百合ちゃんのことかまってあげなよ。」

「いや、なんでいんの?」

「あんたが、泣かせたから。」

「は?」

「じゃあね。」

意味がわからない。俺が百合先輩を泣かせた?
泣かせるわけがない。会ってもいないのだから。

シャワーを浴びてリビングにいると、百合先輩が来た。

泣いてた。今までにないくらいの大声で俺になんでって問いかけてきた。