僕は君を追いかける。

それから、22時まで佐野の話をした。
途中まで耐えられたけどやっぱり絶え続けることはできなかった。

「ごめんなさい、お姉さん。」

「泣くのは構わないんだけどさぁ、お姉さんてやめない?」

「え?じゃあ、飛鳥さん?」

「いいね。」

「ふふっ」

思わず笑みがこぼれた。

「うちの弟は最低ね。
こんなにも可愛い笑顔を奪うなんて。」

「佐野。」

あー、もうやめよ!

ゴクンゴクン

「ぷはっ。」

「ちょっ、百合ちゃん!
これ、私のお酒じゃん。もー。」

「ぅ、」