「よし。」
今日はやっと佐野が帰ってくる。
楽しみ♪
「あ、夜ご飯の材料買いに行こう。」
夜ご飯の買い物をしに行く途中だった。
カフェで楽しそうに女の子と一緒に歩いている佐野がいた。
その女の子はこの前私を叩いて、突き飛ばした子だった。
「な、んで。」
それから私は何も考えずにコンビニに行った。
「あれ、百合ちゃん?」
「あ、お姉さん?」
「あ、やっぱりー!
暗い顔してどうしたの?」
心配させちゃった。
「いえ、なんでもないです。」
「ちょ、なんでもなくないでしょ!
泣いてるのに。」
「泣いて、る?」
頬を触ると濡れていた。
「なんでだろ。」
「話は聞くからとりあえず、家に帰ろ。」



