僕は君を追いかける。


「唯ちゃん、百合先輩来たよ!」

「真也君、元気だね。朝もだったけど」

「そうかな?」

「真也、石原さんのこと唯ちゃんって呼んでるの?」

「あ、言ってなかったけ?
付き合ってる。唯ちゃんと」

「え」

「というわけで、今日は別々に食べない?」

「「え?」」

私と唯が同時に言った。

「それいいな。真也ナイスアイデア。」

いいの?!

「てことで、じゃあねー
雄飛と百合先輩!」

「ん。」

「ぇ」

「どうする?パンでも買う?」

「う、ん。」

それから、パンを買って保健室に行った。
今日は先生はいないみたいだ。