僕は君を追いかける。

月曜日になった。

「百合先輩、学校行こっか。」

「うん。」

そう言っていつもどおり一緒に登校した。
 
「百合っち、おはよう。」

「おはよう、唯。」

ガチャ

「うわ」

「今日もすごい量だね。」

「ほんとうにね。」

いつもどおり、ゴミを捨ててラブレターを教室に持っていく。
(ちなみにラブレターは返事を書いたら、それぞれの靴箱に返事を入れている。)

「そういえば、雄飛君とはどうなったの?」

「えっと、その
付き合うことになりました。」

「ほんとに?おめでとう。」

「ありがとう。」

「あのさ、私からも1つ報告があって」

「なに?」

「水族館の帰りに、真也君に告白されて
付き合うことになったの。」

「え?真也君、告白したの?」

「うん。」

「へぇ。」

真也君、すご。