僕は君を追いかける。

「え?」

まさか、こんなことになるなんて思ってもみなかった。

「だめ?」

目をうるうるさせている。

「いいよ。
はい、あーん。」

「あーん!
おいしいぃ。」

5口くらい食べてお腹いっぱいになったみたいだった。

次は寝ると言い出した。

「じゃあ、ベッド行こっか。」

「抱っこして連れてって?」

熱でわがままになってる。
仕方ないな

「はぁ、行こっか。」

「ふふっ」

嬉しそう笑うなよ、照れるんだけど。

「じゃあ、おやすみ。」

「行っちゃだめ。
一緒寝ようよ。」

「はぁ?」

「お願い、今日だけだから」

もう、

「今日だけだからね
わがままなお嬢様。」

「佐野、おやすみ。」

「おやすみ、百合先輩。」

俺、百合先輩には甘々だな。
お願いされたら断れないわ。笑

結局2人とも、朝までぐっすり眠ってしまった。

雄飛side終