僕は君を追いかける。

「仲いいですか、ね?」

「ああ、雄飛も好きなんだろう。百合さんの事が」

あ、顔が赤くなった。

「図星だな。
ところで、いつ知り合ったんだ?」

「一昨日、金曜だよ。
頼む、親父。」

「つい最近だな笑
二人がいいなら、いいよ!」

「ありがとう。」

「あ、ありがとうございます!」


「雄飛、席を外してくれないか?」

「え、でも。」

「少しでいい。
コーヒーを持ってきてくれ。」

「百合先輩、大丈夫?」

「え?うん。大丈夫だよ。」

「じゃあ、行ってくる。」

私のこと考えてくれてたんだ。
やさしーな。

「百合さん」

「は、はい!」

「雄飛に告白でもされたかな?」

「えっ、」

「笑 雄飛は手が早いな。」

「うっ。」

なんか恥ずかしいわ。

「百合さんは、雄飛のことどう思ってる?」

「どうって言われたら分からないけど、
優しくてとにかく優しくて、心の底からかっこいいと思っています。

私のほうが先輩だけど、佐野には甘えてしまうんです。」

「そうか、それは良かった。」

「え?」

「雄飛は、私が離婚してから女の人と面識がなくてだな

家で雇っている人もみんな男だしな。
私が女の人を苦手でね笑」

「え、ごめんなさい。」

「いや、百合さんは違うよ。
雄飛が初めて好きになった人なんだから。」

「そ、うだったんですか。」

「だから、女の人と接するのが苦手みたいなんだ。
許してやってくれ。」

「あ、私のスマホのロック画面は
幼稚園のときの雄飛だよ。ほら」

ほんとだぁ

「めっちゃ、かわいい!」

「だろ?笑」

「多分、私たちは気が合うよ」

「私もそんな気がします。」

「親父!先輩!
何話してんの?
てか、勝手に人の写真みせんなよな。フンッ」