というようなことがあって、朝はいつもこんな感じで行くなと言ってくる。
「雄飛君、学校もう始まるから行かないといけないんじゃない。」
「はぁ、わかったよ。行ってくるね。」
「いってらっしゃい。」
自分の登校時間になると諦めて学校へ行ってくれるけど
「男に掴まんなよ。」
「へ」
と言っていく。
はぁ、雄飛君だってかっこいいからたくさんの女の子に告白されているだろう。
それを考えると心が苦しくなる。でも、雄飛君は誰にも渡さない。
そんなことを考えていたら、いつの間にか時間になっていた。
「あ、行ってきます。」
やばい、ちょっと急ごう。
