僕は君を追いかける。

教室に帰る途中、雄飛くんから声をかけられた。話したくなかったから、無視をしてしまった。

振られてしまいそうで怖い。今までは話したくて仕方なかったけど。
雄飛君に嫌われるのが怖くて勇気が出なかった。

「百合っち」

「唯。」

「香菜ちゃんとなにはなしたの?」

「えっとね、放課後カフェに行こうって誘われた。」

「2人で?」

「いや、男の子もいるみたい。」

「え」

「百合、それ合コンじゃね?」

「え?そうなの唯」

「さぁ、分かんない。」

「だってよ、陽。」

「はぁ、なるほどそういうことね。雄飛君もかわいそうに。」

「え、どういうこと?」

「いや、なんでも。楽しめよ、百合」  
             
「うん、ありがとう。」
                

「百合っち、くれぐれも襲われないように!」
              
「まぁ、襲われないと思うけど。」

「とにかく!」
                   
「はいはい、わかった。」