僕は君を追いかける。

仁side

俺は、今日も3年の靴箱のところに立っていた。

いつもくるはずの時間になっても、百合が来なかった。

佐野君となにかあったのだろうか。
最近佐野くんはずっと怒っているようだった。

2年3組の教室に戻ると宮沢真也の姿があった。

「宮沢君、話せる?」

「あ、はい。」

昼休み、2人で屋上に行った。

「今日、百合休んでるみたいなんだけど、佐野君となにかあったの?」

「雄飛から聞いた話では........」

宮沢君は、いろいろ教えてくれた。

「そっか、勘違いしてたんだ。」

「はい、俺が知ってるのはそれくらいですかね。」

「ありがとうね。」

「いえ、でもまた百合先輩に手出したら俺も許さないんで。」

最後は苛立ったようにいった。
百合と佐野君は愛されてるね。

明日、雄飛君と話してみようかな。

仁side終