僕は君を追いかける。

真也side
 
唯ちゃんから、連絡が来た。

今日、お昼一緒に食べれないの、ごめんね。百合っちが雄飛君となにかあったみたいでね。
だから、雄飛君の話を聞いてあげて。

そう言われた。言われなくてもそうするつもりだった。

雄飛は朝からずっと、一言も喋らない。
クラスのみんなも話しかけることができないくらいやばかった。

話を聞こうとしていると、陽先輩が来た。
そして、2人で雄飛の話を聞いた。

雄飛は泣きそうになっていた。
耐えていた。昔からそうだった。
いくら悲しくても、辛くても人前で涙を流すことはなかった。

でもこの前、まだ入院しているときだった。俺が1人で眠っている雄飛を見ていたとき、

「百合、先輩」

そういって、涙を流していた。
大切なんだろうな。雄飛は百合先輩のことを心の底から愛しているのだと思う。

仁先生ひどいな、百合先輩も悪いけど。
でも、これからの雄飛の行動によっては危ないかもしれないな。
本人には言わなかったけど、雄飛、間違えるなよ。自分の選択を

真也side終