僕は君を追いかける。

私は、雄飛君を走って追いかけた。

「雄飛君!」

どこにいったの?
ねぇ、お願い。いなくならないでよ。

自業自得だ。私があのときちゃんと拒んでいたら。

「雄飛君!」

公園にいた。  
雄飛君は振り返ると

「なに」

今まで見たことのないくらい、冷たい表情をしていた。

「ゆ、ひくん。ごめんなさい。」

「なにが?家に入れたこと?キスされそうになってたこと?告白されたこと?」

「......」

なんて言ったらいいのだろう。

「ふっ、百合先輩ひどいですね。」

軽蔑するような表情。

「雄飛君、待ってよ。」

「今日は、家に帰らないんで。」

「どこ、行くの?」

「親父のところ。」

「っ!」

「じゃあ、先輩おやすみ。」

「おや、すみ。」