僕は君を追いかける。

電話を切られた。

最悪。

真也君と唯と陽に連絡しよう。

唯には、病院に行くよう、真也君と陽には
来てほしいとお願いした。

真也くんは分からないけど、陽は強い。
合気道も習っていたし、小学生の頃高校生3人くらいぶっ飛ばしていたから。
来てはくれると思う。

ここらへんかな。
随分走った。

「はぁ、はぁ」

ここだ!

ガシャン!

「離して!」

「お♪きたきた笑」

これ、やばいやつだ

「香菜さん!しっかりして。」

「西之谷先輩?」

「意識はあるね。大丈夫だよ。」 

私は、香菜さんをぎゅっと強く抱きしめた。

「彼女離して。」

「えー」

「私がかわりするから、離して」

「はぁ、そこまで言うなら別にいいけどさ。」
 
ガチャ、ガチャ

「はぁ、ぁ」

ペタン。

「香菜ちゃん。
これ、香菜ちゃんのでしょ。」

「先、輩....」

「おい、こい。」

ガチャ、ガチャ


ガシャン、ガッシャーン!

「っ!」

バットで殴られたり蹴られたりする。
痛いよ、けど佐野が守ってくれたんだから、私も佐野が大切にしている人を守らないと。

「った!」

首より下を全体的に殴ってくる。