僕は君を追いかける。

何が起きたのだろう。
車に跳ねられ頭や腕から血を流している佐野。びくともしない。

「佐野。」

「...........」


「佐野!ねぇ、佐野?
返事してよ。ねってば、ちょっとぉ。」

「キャー!救急車を呼んで!」

誰かがそう言った。
佐野にぶつかった車はもうなくなっていて、
ピンク色の可愛いイヤリングが落ちていた。