心臓の音が、大きすぎて。 頭の中に、響きすぎて。 わかん、ない…… 緊張が、緊張を超えて、 頭が真っ白で、 なにも、わかんない…… 「嫌なら言って?」 「、…」 「七瀬が嫌がることは、したくねーから」 嫌がる、こと。 頭は真っ白で、なにも考えられない、けど。 「……イヤ?」 緊張して、声も出ないのに。 首はふるふると、横に揺れていた。 だって、好きだから。 好きだから……瞬先輩と、色んなことがしたい。