ありえねぇあのクソ女。
おりはにそんなこと言いやがって。
「お前は汚くねぇよ!」
「汚いよ人殺しだよ」
抱きしめて言うとおりははまだ震えながら言葉を紡ぐ。
こんなに震えてこわがって。
神様、おりはが何をしたって言うんだよ。
こんなになるまで追い詰めなきゃ行けないかよ…。
「おりは、俺もおりはと同じだ。
音を利用しておりはを助けられなかった穴埋めしてるんだ。
お前が汚ぇなら俺も汚ぇよ。」
「そんなこと…!!」
「汚ぇもの同士一生一緒にいるのはどうだ?
俺はおりはの事未だに好きだぞ」
きつくキツく、おりはのからだを抱きしめて言う俺におりはは戸惑ったような雰囲気に変わる。
「だめ!私汚いもん…死んだ方がいい…死にたい…」
「じゃあその命俺に預けねぇ?
お前が死ぬ時は俺も一緒だ。そしたら二度と独りにならないだろ?
だからもう二度とあのオヤジを庇うなよ」
取り戻して欲しくて。
どうかおりはにとどけと言葉を紡ぐと、おりはは俺の背中に腕を回してきた。
「一緒に死んでくれるの?」
「あぁ。お前が望むなら」


