「私はあのニュース見て心から貴方と今親子関係じゃなくて良かったって思ったよ。
危なかった〜。知らない男に何か月も犯されて何度も中絶した恥ずかしい子が子供じゃなくてって」






次々に言われる亜美さんの言葉に私は言葉も出ない。



どういうことなの…?






「しかも、犯人強姦では逮捕されてないから自分から求めてたってことだし?
本当なんで生きてられるの?恥ずかしくないの?って感じだよ」



「え……」






そう、あのおじさんは犯して下さいと私に言わせたのを録音してたり、笑顔の私を撮ってたりで私も自分のされたことを言うのが辛くて言えなくて強姦にはならず監禁だけの罪になっているのだ。




ということは世間からはそう見られてるわけで、そう言われても仕方ないけど…。




でもやっぱりその言葉はあまりに辛く私の心に刺さった。






「6回も中絶して6人も殺してるのと同じだよ?なんでのうのうと生きてるの??」



「…ごめんなさい…」



「なんで私は被害者面?
正直監禁だって同意の上だったんじゃないの?」



「……ち、ちが……」



「本当汚らわしい。
二度と会いたくない。元々接触したのも使えそうだから可愛くもない娘に逢いに来たのに本当最悪」