私の言葉を聞いた架子ちゃんは躊躇う仕草をしたから私はまた口を開いた。






「好きならまた信用できるようにしたらいいんじゃないかな??
だから、私と叶ちゃんも含めて遊びに行こう?」






1度失った信用が回復するのは難しいかもしれない。

でも、お互いにまだ好きなんだもん。
やれるだけのことはした方がいいと思う。




そう伝えると、架子ちゃんは悩みながらも頷いてくれた。






「そうだよね、もう1度1からまた頑張ろうかな…」



「うん、困ったことがあったら言ってね」



「あはは、ありがとう。
おりはも頼もしくなったなぁ木下くんのおかげかな?」



「そんな事ないよ〜」






まだまだ私は架子ちゃんに比べたら全然何も出来てないもん。


とりあえず架子ちゃんが遊びに来てくれることを忘れないうちに叶ちゃんと旬佑先輩に連絡すると

感謝のメッセージとスタンプが送られてきた。




私も何とか2人の役に立てたらな。

2人をみてやっぱり恋っていいなって思って私も恋できたんだもん。



そんな気持ちで叶ちゃんと旬佑先輩と今週末はどこに行くかをメッセージで話し合いを始めた。