OLユンファ。闇の左手。

拉麺は美味しかった。食堂では人々が集まる。

サイとあたしは会話。

「そういえば、大陸横断鉄道で事故があったそうだね」
「雪ですからね」

サイが淡々と述べた。サイの命名は、確か夏目漱石のテキストに依拠している。

あたしは、救いを文章に求めた。
弱さ。フラジャイル。

ふとあたしは古びた街区を見る。

何を見ていたのだろうか。

あたしはいま暗やみにいる。