地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡

すぅーはーすぅーはー
息を深く吸う。


「ぶっ」


すると、目の前の人がいきなり笑った。


「な、なんで笑うんですか!」


なにかおかしいことあったっけ?
いたって私は真面目!


「…いや?そんな必死に吸わなくてもいーのになって」


呆れ顔を私に向けるその人。


「そーいや、お前の名前は?」