地味子とイジワル王子の秘密恋愛♡

っうそ!起きた!


んん…と唸りながら目を開ける男の人。


パチっとその漆黒の瞳と合う。


あ〜っ!私何やってるんだろ!


こんなことしたら、変人って思われるだけなのに!


「……お前、誰」
低く、けど心地よい声が響く。


「あ、えっと…この資料室に用があって来たんですけど、、そこにあなたが寝てたので…」


途中で言葉を失った。