小さい頃、はないちもんめをするのが大好きだった。 自分の名前が呼ばれるのを今か今かと待つ瞬間が、たまらなくドキドキして、たまらなくワクワクした。 恋って、はないちもんめに似てる気がする。 自分のことを選んでくれる人が現れるのを、私は今か今かと待っている。