あの日のあの雨が君をさらっていってしまった。














「…大丈夫?落ち着いた?」
うちがすべて話してからすこしすると落ち着いてきた
「うん…ごめん!ありがとう!!」
「次は優ね!!!」
私はそう言って横を見た。

まだ夕日は沈んでいない
その夕日を浴びている顔を見る
目元がキラリと輝いているように見えた
よく見るとすこし濡れている
優は深呼吸すると話しはじめた

「僕は、東京にある春野宮小の6年
誕生日は1月3日の血液型はA型
僕には琉和と頼と同い年の弟がいるよ…」

寂しそうな声音で話す優は見ていられなくなった
すぐに前を向きなおす