◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「・・・電気点けて・・・。」
「・・・What’s・・？」
「暗いとシンジ君の顔が見えない・・。」
「いやいや！いっつもウルトラ恥ずかしがってるのに・・？」
「・・見られてもいいから・・。」
「いやいや逆に俺が恥ずかしいわ！！」
想いが溢れていく・・・・
ずっと・・心の中に閉じこもって・・
たまに泣いたりして・・
たまに切なさが爆発して・・
前を向いて歩いて行かなきゃいけないって分かってるのに・・
遭いたくて・・愛おしくて・・
触れたくて・・苦しくて・・
吐息が混じり合っていく・・・
心が繋がっていく・・・・
温もりが広がっていく・・・・
・・・・・・また・・・
涙が溢れて止まらなくなる・・。
「仕事でイヤな事でもあったの？」
「ううん・・。」
「何かすっげー情緒激しいじゃん。」
「・・・・なんでだろうね・・・。」
「・・あ！」
「なに・・・？」
「ひょっとして・・俺が売上No.１キープしてて最近モテモテだから不安になってる？」
「・・・・・・。」
「心配しなくても大丈夫だよ。
俺はアンナしか見えてないから。」
「・・・ありがとう・・。」
「大丈夫。俺はどこにも行かないし、
ずっとアンナの傍にいるから。」
「・・・ｽｯ・・・・ｽｯ・・。」
「ちょ・・また泣くなよ～！」
「約束だよ・・・。」
「・・・・・・・。」
「もうどこにも行かないで・・。
もう・・・一人にしないで・・・。」
「よし！！分かった！！」
