・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・プレゼント・・・・・?
「・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・あ!いやいや・・!!そんな真剣に考えて頂かなくてもいいですよ!!」
・・・・彼女達の遺留品・・・・・。
・・恋人・・・・・婚約者・・!!?
「綾野!!!!」
「え!?・・アヤノってなんですか!!!?」
「綾野!!すぐに戻るぞ!!」
小松さんにお礼を言って、月並みだけど恋人さんに励ましの言葉をかけて、
アパートを駆け下りて綾野が運転してきたバイクの後ろに跨がる。
「・・!?」
アクセルを握る綾野が一瞬こっちに首を動かして[何か見つかったんですか]と聞いてくる。
「もしかしたら共通項が見つかったかもしれない!!」
「・・。」
「遺留品の内容を見落としていた・・!
女性が持っている・・いや身につけていても自然な物だから見落としていた!」
「・・!!?」
「【宝飾品】だ・・・!」
「・・。」
「指輪・・ネックレス・・
ブレスレット・・ピアス・・
帰ってもう一度資料を見直すが、
確かネックレスが圧倒的に多い・・
婚約していた場合は、
指輪がもれなく付けられていた・・!」
「・・。」
「明日、恋人全員に確認しよう・・!
【どこで購入したのか?】
もし・・もし全員が同じ店で買っていたとしたら・・。」
「!!」
「怪人は・・その中にいる・・!
ラグジュエリーショップの店員・・
今回の怪人は【女】の可能性が高い!!」
第6話 完



