これは… ? その時、頬に柔らかいものが触れた。 くすぐったくて笑ってしまう。 「ふふっ」 すると、だんだん意識が空へと浮いていく。 心地いいな… ふわふわ ふわふわ 次第に光の方へと近づいていくと── 「……ん」 瞼が自然と開いた。 おぼろげな視界には 仄暗い空間が広がっている。 わたし…寝てた?