蜜甘同居 こじらせ中 ゾルック 二人目




「ライブ中は、俺だけを見ててね」

 ん?


「天音の初ライブだからって、
 天音ばっかり見てたら。
 俺、ステージから飛び降りて、
 雪那のことを抱きしめちゃうよ!」



「ダ……ダメです。
 それこそ、私が
 ファンに刺されちゃいますから」



「その時は、俺が絶対に守ってあげる」


 え?


「だって俺は子供の頃から、
 雪那だけの王子様でしょ?」



 私だけの……王子様?



「王子は一生、姫を守るものなの」





 千柳様から突然降り注いだ

 甘々ボイス。
   極甘スマイル。
     蜜甘ウインク。



 とろけるような3つの『蜜甘攻撃』は
 『メイド』という鎧を粉砕し。


 真っ赤な糸を紡いで。


 私と千柳様の左の薬指に

 『永遠の蜜甘な糸』を
 結んでくれたのでした。




 『蜜甘同居 こじらせ中』   ☆END☆