千柳様。 なぜ、そんな勘違いを されているのですか? それはそれは、 万里先輩には、とてもお世話になりました。 子供たちと引き合わせてくれて。 私の夢が、生まれて。 抱きしめられて…… 『好きだ』って言われたけれど…… その時に、はっきり気づいたんです。 私の欲しい温もりも、優しさも 万里先輩のものとは違う。 ハチミツのような甘い声で 私のことを甘やかしてくれる千柳様しか、 私は好きになれないって。 強く。はっきりと。