いつか再会する時まで




玲音「そうだ、凛。また今度一緒に出掛けない?私友達とショッピングモールとかで買い物するの夢だったんだよね。」



思い出したようにそう言った。
その誘いが嬉しくて頬が緩む。


「あたしも玲音とどっか行きたい」


私の返事に嬉しそうな表情をする玲音。
初めはクールな子かと思ったけど、意外と表情が変わる。でも、付き合いが長いか、人間観察をよくする人じゃないとあんまり気づかないかも。
あたしはもちろん後者だけどね。誰とも話すことが無くても人間観察が面白くてよくしてた。






「じゃあ、土曜日に待ち合わせね。」


あたし達は出掛ける約束をする。
土曜日の朝に寮の前で待ち合わせて、玲音の家に行って荷物を置いて買い物に行くことになった。そして土曜日はそのまま泊まることに。





楽しみだなぁ……玲音と同じであたしも友達と出掛けてみたかったから。
金曜は楽しみすぎて寝れないかも、そう苦笑する。




そして昼休みはそのまま玲音と過ごした。




凛side end