いつか再会する時まで




紫苑「今までで1番貰って嬉しかったプレゼントは?玲音はサプライズ好き?サプライズはする方が好きか、される方が好きか…どっち?」

「嬉しかったのは父さんからもらったネックレス。サプライズは好きだよ。する方が好きだけど。」





朔「これまでで1番幸せだった時間は?
悲しかったことは?」

「父さんにピアノを教わっていた時が1番幸せだった。さっき言ってた連弾していた子が引越したのは悲しかったな」



父さんと過ごすことが出来ていたあの頃に戻りたい。父さんのことを思い出す間、玲音は遠い目をしていた。
何となくしんみりした空気を感じて苦笑して先を促す。





瑠衣「玲音は言われて嬉しいことってなんかあんの?好きな言葉とかは?」

「ありがとうって言われると嬉しいよ。好きな言葉は“ 十人十色 ”」




朔「好きな花は?花言葉とか詳しかったりする?」

「スノードロップが好き。白い胡蝶蘭も好きだよ。花言葉は少し知ってるかな。親の影響で」



朔が意外だ、という顔をする。まぁ、花は朔ほどは詳しくないと思うけど。伊集院といえば華道の家元だからね。朔が華道についてどう思っているかは分からないけど。