一気に質問する魁斗に対して呆れたように朔が笑い、質問してくる。


朔「魁斗からの質問多かったのによく覚えてるね。
…そうだね、コーヒーとか紅茶に詳しいのは何で?あとカフェでおすすめの場所は?それから、カフェに行った時に頼むものは?」

「コーヒーとか紅茶については知り合いに教えてもらった。カフェでおすすめの場所…色々あるから、また今度行こう。
俺がだいたい頼むのはコーヒーかな。気分によってはカフェオレの時もある」




紫苑「ピアノはいつから?
あと好きな音楽のジャンル、クラシックで好きな曲と作曲家は?」

「ピアノは2歳…あれ3歳だったかな?
好きな音楽はもちろんクラシック、好きな曲か…ドビュッシーの『月の光 』かな。
好きな作曲家は多すぎて選べない」



胸元に隠しているネックレスを握りしめながら答えた。その様子を朔が見ているとも知らないで。