いつか再会する時まで




寮に戻り、部屋に入るとパンッとクラッカーの音がした。
少し驚きつつ、周りを見ると笑顔でクラッカーを持つ湊と魁斗がいた。


「ビックリした。」



私はそう言うけれど、私の反応は薄かったみたいで不満そうにされた。
部屋に入ると風船などで飾り付けがされていた。
私たちが買い出しに行っている間に用意したのだろうか……
1時間もなかった気がするけど。






「風船可愛いね。嬉しいよ。ありがとう」


思ったことは口に出さないと伝わらないから、しっかり口に出して伝えておく。
他の人に言わせると、私は表情が豊かな方ではないらしいから。
例えば「付き合いが長かったら分かるけど、短かったら分かんないから」と言われたことがある。