いつか再会する時まで




海の家に行った組が帰ってくると、皆で昼食をとった。



「ん、美味しい」

時雨「玲音」


名前を呼ばれて、何だろうと、時雨の方を見て、呼んだ理由を悟る。


「はい、あーん」

時雨「ん」

湊「ぅぇ!?何やってんの!?玲音!」

「え、何が?」


私の行動に湊が驚きの声を上げて。
ほかの皆が何事かとこっちを見てるんですけど。



瀬那「どした、湊〜?」

湊「玲音が!今!時雨に!“あーん”してた!」

「……はぁ。だから?」

湊「ズルい!!」


……………は?
意味がわかんないんだけど。





朔「湊、玲音はわかってないと思うよ」

湊「僕も玲音に“あーん”してもらいたいの!」

「却下」

湊「なーんで!?時雨だけ特別なの!?」





湊がまた騒ぎ出したので、開いたその口に近くにあったフライドポテトを突っ込む。


湊「んぁ!?」

「一旦黙ろうか?」


私の顔が怖かったのか、コクコクと必死に首を縦に振っていた。