いつか再会する時まで




玲音side



あの後、私たちは結局、瀬那やハルにもかき氷を持ってもらった。
2人じゃ12人分なんて最初から無理だった。




「買ってきたよ」

湊「わぁーい!待ってました!!」


嬉しそうに飛び跳ねながら、こちらに近寄ってきてイチゴのかき氷を受け取り、美味しそうにスプーンで掬って頬張っている。






そんな湊の様子を見ていると、心配そうに瞳を揺らした朔が近づいてくる。
私が朔が近づく度に無意識に後ろずさっているのに気づいたのか、少し距離をとってくれる。


朔「大丈夫?」

「……朔、ごめん。パーカーが……」

朔「パーカーなんてどうでもいいから。
怖かったでしょ。もう、大丈夫だから」



その言葉に我慢していた涙が溢れそうになる。
朔は泣いてる私の方を見ないようにしながら、タオルを渡してくれる。
タオルで顔を隠しながら、堪えていた涙が次々と溢れ出て、声を殺しながら泣いた。