いつか再会する時まで



瀬那side



……遅いな〜、2人。
かき氷を買いに行ったはずの玲音と凛ちゃんはいつまで経っても戻ってこない。
……探しに行くか。
そう思って立ち上がった時、見慣れた茶色の髪を揺らしながら、焦った表情の凛ちゃんが駆け寄ってくる。






凛「玲音が……!!」

遥「玲音がどうした……!?」


凛ちゃんに話を聞くと、海の家に並んでいるところ、男たち3人に声をかけられ、玲音は凛ちゃんだけ逃がしたらしい。
………また他人を優先して。自分も男嫌いな癖に。
玲音は俺たちに気づかれていないと思っているのか。
本当は再会した時に遥に抱きつかれて震えて、目の光を失った玲音を見た瞬間に悟ってる。