いつか再会する時まで



車から降りると私の視界に映るのはどこまでも続く海と空。私はその光景に息を呑む。





湊「青い空!白い雲!それから青い海!」


海に着くなり車を飛び出して湊は目の前に広がる広大な景色に向かって叫ぶ。







「………あんな人と一緒にいると思われたくないんだけど」

朔「あはは、同感」


私は振り返り、日光を眩しそうに見つめる瀬那に提案する。







「瀬那、相手してあげなよ」

瀬那「なんで俺〜?」

「ドラマで役貰ってるんでしょ?」

瀬那「なんで知って…………!?」

「兄さんが言ってた」




「伊織さん!?」という声にならない悲鳴を無視して、湊を呼び戻す。
海について今すぐ泳ぎたい気持ちは分かる。
でも先にホテルにチェックインしないと。