いつか再会する時まで



一方、玲音が困っていた頃……遥の車の中では。


凛「あ、玲音から音声が届いた。」

紫苑「玲音はなんて?」

凛「“どうすればいい?どんな話しても喧嘩してるんだけど”だって」


そうして、凛は送られてきた音声を流す。




『 皆は海で何がしたいの?』

旭・魁斗『泳ぐ!』

魁斗『あ?真似すんなよ』

旭『お前だろ』

『はぁ……。じゃあ他は?』

旭・魁斗『BBQ!』

魁斗『またかよ!』

旭『それはこっちのセリフだ』



遥「あいつらほんっと仲良いよな」

凛「え!?今の聞いてどこにその要素が!?」

遥「あいつら元々は親友なんだよ」

朔「そうなんですか………」

遥「けど、あることをきっかけにこんな事になったからなぁ………本当にどうしたものか」


遥は遠くを見つめて、過去を懐かしむようにしていた目を悲しそうに揺らしている。
凛たちは何があったのか気になりつつも、聞けなかったのだった。