いつか再会する時まで



気を取り直して、車に荷物を詰めていくと、その途中でも魁斗と旭が言い合いになり、目的地に着く道中でのことが不安になる。


車に乗り込むと、まず智也の車が出発し、次にハルの車。そして最後に瀬那の車が出発する。



旭「………」

魁斗「………」


車の中は静寂に満ちていて、居心地が悪い。仲のいい人との間での静けさとは違う、張り詰めた緊張感がある。




「皆は海で何がしたいの?」

旭・魁斗「泳ぐ!」

2人のハモった声が車の中に響く。
お互いがお互いを睨んでいて少し怖い。
しかも、私が助手席に座っていて、2人は後部座席で隣合っているから、尚更。




「他は?」

旭・魁斗「BBQ!」


やりたいことがこうも被るなんて、2人がそれ以外思い浮かばないのか、海で出来ることが少ないのか……はてさてどうなんだか。