いつか再会する時まで




結果は見事にフラグを回収……。
遥の車に凛、朔、紫苑が。
智也の車に湊、瑠衣、時雨が。
瀬那の車に私、魁斗、旭が。



「…………」

瀬那「ま、いいんじゃねぇの〜?これで」

「瀬那……!?」


瀬那の言葉に驚いて、動きが思わず止まる。
「どうせ、玲音はいつかあの二人の仲をどうにかするんだろ?だから大丈夫だろ〜」と軽く私の耳のそばで私だけに聞こえるようにして言う。
………良くない!人任せは良くないよ!瀬那!
恨みの籠った目で見つめると、「あれ〜?俺玲音に熱い視線送られてるんだけど」とふざけた口調で言っていたので、少しイラついてどさくさに紛れて足を踏む。




瀬那「痛っ!?」

「………」



私は知らないフリをして、智也の所に向かう。
苦笑しながらも私に対して何を言ったのかと尋ねる智也に先程の言葉を一言一句間違えずに言った。




智也「まぁ、俺は玲音があの二人の仲を戻してくれると信じてるけどね。
俺はただもう一度親友みたいな関係のあの二人が見たいから」


その言葉に魁斗と旭の仲の良さが窺える。
今となっては想像も出来ないが、本当に仲が良かったのだろう。